2018年10月17日
症例報告
抜爪術
こんにちは、獣医師チームです(*^^*)
10月になり、きのこが美味しい季節になりましたね。
ここ数年、県外に住んでいる家族に松茸をプレゼントしています。
決して催促されることはないのですが、密かに楽しみにしてくれているのだろうなと思うと、理想的なサイズとお値段の松茸を手に入れることが毎年軽いプレッシャーとなっています(^^;
去年は松茸が不作だったため、早朝から直売所の行列に並んだりもしたのですが手に入れることができませんでした。
それに比べて今年は大豊作!無事に松茸を届けるという任務を遂行でき、家族も喜んでくれたのでホッとしているところです(・´з`・)
さて今日は当院のアイドルねこ、こもちゃんの手についてのお話です。
少し前に前肢の爪がなくなり、膿が出ているのに気付きました。
抗生物質を飲んでも治る様子がないので、麻酔をかけて傷の確認をしました。
傷の中には爪があったのですが、ボロボロと壊死した状態でした。
この爪が膿の原因と考えられたので、再び爪が生えてくることがないように爪が生えている骨ごと切除する抜爪術を行いました。
術後1週間がたちましたが、経過は順調です(^^)
爪で起こるトラブルとしては、爪が折れてしまったり、伸びすぎた爪が肉球に刺さってしまうということが多いです。
定期的に爪を確認してみて、もし伸びすぎているようでしたら切ってあげましょう。
当院では爪切りのみのご依頼もお受けしていますので、お気軽にご相談下さい(^^)/