リーフどうぶつ病院

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2019年1月23日 症例報告

胃内異物摘出術

皆さんこんにちは!獣医師チームです(^^)/

ご無沙汰している間に2019年も1月が終わろうとしています(^^;

皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?

私は実家に帰省して、日頃の家事から解放されのんびりとした数日を過ごすことができました。

 

インスタ映えを全く意識していない写真ですが、母が作るお雑煮です。

メインは大量の千切りごぼうで、他には魚のすり身やにんじん、焼き豆腐が入っています。

実家を離れて20年近くになりますが、このお雑煮を食べなかったお正月は恐らくなかったと思います。

中学生の頃にごぼうを切る手伝いをしていて、誤って中指の爪を削ぎ落してしまうという悲しい思い出もありますが、これを食べないと1年が始まらないという大切な料理です。

さて、今日は犬の胃の中にある異物を摘出した症例についてお話ししたいと思います。

このレントゲン写真の黄色で囲んである部分が胃なのですが、どんな異物が入っていると思いますか?

手術中の胃の様子です。とても張りがある感じです。

そして、胃の中から出てきたのは…

 

犬用の硬いボールでした。

このわんちゃんは、ドッグランで落ちていたボールを誤って食べてしまったそうです。

わんちゃんの体格に対して割と大きいボールだったのですが、これが食道で引っ掛かってしまっていたらと思うとぞっとします。

犬や猫が思いもよらない物を誤って食べてしまうこと(誤食)は決して珍しくありません。

食べてしまったものの種類や量によっては命にかかわる場合もあります。

もしも誤食してしまったというときは、できるだけ早く病院にご相談ください。そのときにはどんなものを食べたのかがわかるものをご持参いただくと診察の助けになります。

何より、お家の中の環境を整えたり散歩中は目を離さないようにするなど、誤食をさせないようにするということが1番大切ですね。

 

 

 

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